期末試験・レポート地獄を乗り切る!大学職員が教える1月の「詰まない」スケジュール術
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(新入生)
まどさん、1月って試験もレポートも全部重なるって先輩に聞いて、今から怖いです……。何から手をつければいいんでしょう?
1月は大学生がいちばん忙しい時期だからね。でも大丈夫。「全部を完璧に」じゃなくて、「詰まないように順番を決める」のがコツなんだ。窓口で教えているやり方を紹介するね。
こんにちは、中堅私大で職員をしている「まどさん」です。
1月になると、窓口には「レポートの締切を過ぎてしまった」「試験とレポートが重なって終わらない」という相談が急増します。
その多くは、能力の問題ではなく「段取り」の問題です。どの科目に、いつ、どれくらい時間を使うかを最初に決めておくだけで、1月の忙しさはぐっと楽になります。
この記事では、期末試験とレポートを「詰まずに」乗り切るためのスケジュールの立て方を、4つのステップで紹介します。
ステップ1:締切と試験日を「全部」書き出す
まずは、やることを全部見える化しましょう。
| 科目 | 種類 | 日付 | 評価の比重 |
|---|---|---|---|
| ○○学概論 | 期末試験 | 1/25 | 試験70% |
| △△論 | レポート(3000字) | 1/20締切 | レポート100% |
| □□演習 | 発表+レポート | 1/18 | 平常点50% |
- ポータルサイトと授業支援システム(LMS)の両方を確認しましょう。科目によって連絡場所が違うことがあります。
- 締切は「何日の何時まで」まで確認を。「23:59締切」と「授業開始時締切」では大違いです。
- 成績評価の比重は、シラバスの「成績評価の方法」に書いてあります。
締切を1日勘違いしていた、という相談は本当に多いんだ。大学のレポートは、締切を過ぎると受け付けてもらえないことがほとんどだから、ここだけは慎重にね。
ステップ2:優先順位をつける
全部を同じ力でがんばると、時間が足りなくなります。次の順番で優先順位をつけましょう。
- 締切が早いものから手をつける
- 必修科目・落とすと進級や卒業に響く科目は最優先
- 評価の比重が大きいもの(試験100%、レポート100%など)に時間をかける
- 「出席と小テストですでに十分点数が取れている科目」は、少し力を抜いてもOK
ステップ3:レポートは「分割」して進める
レポートは、一気に書こうとすると手が止まります。小さな作業に分けて、1日1つずつ進めましょう。
- 1日目:課題文をよく読み、テーマと結論(言いたいこと)を決める
- 2日目:参考文献を2〜3冊集める(図書館・電子書籍・論文データベース)
- 3日目:見出しだけの「骨組み」を作る(序論・本論・結論)
- 4〜5日目:本文を書く
- 6日目:読み直し、字数・形式・参考文献の書き方をチェックして提出
参考書や専門書が必要なときは、図書館で借りるのが一番の節約ですが、人気の本は貸し出し中のことも。手元に置いておきたい本は、学生向けのサービスを使うとお得に買えます。
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1週間のスケジュール例
試験期間の直前1週間を、たとえばこんなふうに組み立ててみましょう。
| 日 | 午前 | 午後・夜 |
|---|---|---|
| 月 | 授業 | レポートA:本文を書く |
| 火 | 授業 | レポートA:見直して提出 |
| 水 | 試験科目1:ノートの見直し | 試験科目2:問題演習 |
| 木 | 授業 | レポートB:資料集めと骨組み |
| 金 | 授業 | レポートB:本文を書く |
| 土 | 試験科目1:苦手なところを復習 | 試験科目3:用語の暗記 |
| 日 | 休み(しっかり休む) | 翌週の準備 |
ポイントは、週に半日は何もしない時間を作ること。休みなしで走り続けると、試験本番の前に力尽きてしまいます。
集中できる環境を作る
- スマホは別の部屋に置く:通知が来るたびに集中が途切れてしまいます。
- 図書館や自習室を使う:家だとついダラダラしてしまう人は、場所を変えるのが一番です。試験前は混み合うので、早めの時間がおすすめです。
- 「25分集中・5分休憩」をくり返す:短い時間で区切ると、集中力が続きやすくなります。
ステップ4:試験は「範囲の確認」から始める
試験勉強でいちばん大事なのは、範囲と形式を正確に知ることです。
- 持ち込み可(教科書・ノート・電卓など)かどうか
- 記述式か、選択式か
- 授業で「ここは試験に出します」と言われたところ
範囲がわからないときは、授業の最後に先生に質問するか、友達と情報を共有しましょう。試験直前に慌てないよう、1月の最初の授業で確認しておくのがおすすめです。
試験前日・当日の注意
- 前日は徹夜せず、睡眠をしっかりとる(記憶の定着には睡眠が大切です)
- 学生証を忘れずに(試験では学生証が必要な大学が多いです)
- 教室と開始時間をもう一度確認(試験期間は教室が普段と違うことも)
- 電車の遅延に備えて、早めに家を出る
(新入生)
学生証を忘れて焦った先輩の話、聞いたことあります……。
試験当日の「学生証忘れた!」は、毎年必ずあるんだ(笑)。前の日にカバンに入れておこうね。
試験の形式別:対策のコツ
試験の形式によって、効果的な勉強の仕方は変わります。
- 持ち込み可の試験:「持ち込めるから大丈夫」と油断は禁物。どこに何が書いてあるかすぐ探せるよう、ノートや教科書に付箋やインデックスをつけておきましょう。
- 記述式の試験:授業で強調されたキーワードを使って、「○○とは何か」「○○と△△の違い」を自分の言葉で説明する練習をしておきます。実際に手で書いてみるのが効果的です。
- 選択式・穴埋めの試験:用語の意味を正確に覚えることが大切です。小テストや配布資料の問題を繰り返し解きましょう。
- 語学の試験:単語や文法は一夜漬けがききにくいので、1日15分でもいいので毎日続けるのがコツです。
レポートでやってはいけないこと
レポートには、成績が大きく下がったり、場合によっては不正行為として扱われたりする「NG行為」があります。
- ネットの文章のコピペ:他人の文章を出典なしでそのまま使うのは剽窃(ひょうせつ)です。大学では、コピペを見つけるためのソフトを使っている場合もあります。
- 生成AIの文章をそのまま提出:生成AIの使い方のルールは、大学や授業によって違います。使ってよいかどうかをシラバスや先生の説明で確認し、許可されていない使い方はしないようにしましょう。
- 友達のレポートを写す:写した側も写させた側も、不正行為として処分の対象になることがあります。
- 字数や形式を守らない:指定された字数に大きく足りない、ファイル形式が違う、といったことでも減点や受理されない原因になります。
(新入生)
友達とノートを見せ合うのもダメなんですか?
ノートを見せ合ったり、わからないところを教え合ったりするのは大丈夫だよ。ダメなのは、レポートの文章そのものを写したり、一緒に書いたものをそれぞれ自分の名前で出したりすること。そこの線引きはしっかりね。
どうしても間に合わないときは
- 体調不良や交通機関の遅れ:追試験の制度がある大学が多いので、すぐに学部の窓口に連絡しましょう。診断書や遅延証明書が必要になることがあります。
- レポートが間に合わない:締切前に先生に相談することで、対応してもらえる場合もあります(締切後ではほとんどの場合、受け付けてもらえません)。
窓口でよく聞かれる質問Q&A
Q1. 試験とレポートの締切が同じ日に重なってしまいました。
まずはレポートを締切の数日前に終わらせる計画を立てましょう。レポートは早く始めればその分楽になりますが、試験の範囲は直前に見直すほうが効果的です。「レポートは前倒し、試験勉強は直前に集中」が基本の考え方です。
Q2. 試験の時間割はどこで確認できますか?
試験の時間割や教室は、多くの大学でポータルサイトや掲示板で発表されます。授業の時間とは違う日時・教室になることもあるので、必ず試験用の時間割を確認しましょう。
Q3. 単位を落としてしまったら、どうなりますか?
必修科目の場合は、次の年度に再履修が必要になります。進級や卒業に必要な単位が足りなくなる場合もあるので、成績が出たら早めに学部の窓口で確認してください。
試験が終わったらやること
試験が終わったら、思いきり休みたいところですが、次のことだけは忘れずに確認しておきましょう。
- 成績の発表日:成績に疑問があるとき、問い合わせできる期間が決まっている大学が多いです。発表されたら早めに確認しましょう。
- 単位の合計:進級や卒業に必要な単位が足りているか、取れた単位を数えておきます。
- 次年度の履修:春休み中に、来年度の時間割や必修科目を確認しておくと、4月の履修登録で慌てずに済みます。
まどさんからのアドバイス
1月を乗り切るコツは、「書き出す」「順番を決める」「分割する」の3つです。
がんばりすぎて体調を崩してしまっては元も子もありません。睡眠と食事だけは削らずに、自分のペースで乗り切ってくださいね。
冬休みのうちに準備しておきたいことは、こちらの記事でまとめています。
1月を乗り切ったら、春休みが待ってるよ!応援してるね。
※試験やレポートのルール(追試験の条件、提出方法など)は大学・学部・科目によって異なります。必ず自分の大学のお知らせやシラバスを確認してください。


